著者 DMM Bitcoin マーケットレポート

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ダブルトップ成立

XEM/JPY 週足 Bidチャート(DMM Bitcoinの取引ツールより作成)

上図は、XEM/JPYの週足チャート(期間:2021/3/29~現在)である。

12月の値動きを振り返ると、12/1にハードフォーク(Harlock II)を完了したものの目立った上昇は見られず、17円前後での軟調な展開が続いた。

12/4には暗号資産市場全体が急落した影響を受け、XEM/JPYも一気に下落したが、一桁台まで割り込む寸前、安値10円で踏みとどまっている。

前回のレポート(Daily Market Report 2021/11/24「ハードフォーク間近のXEM(ネム)、週足ダブルトップ形成か?」参照)記事内、『:13.86円を割り込み、下落トレンド入り』では、足元20円前後で推移していたXEM/JPYについて、以下2点を考察した。

・17円ラインがサポートとして機能せず、13.86円(ダブルトップ形成のネックライン)まで下落し、ダブルトップが形成される可能性

→20円前後での攻防を続けてきたXEM/JPYが下落トレンド入りとなる可能性

足元の状況を確認すると、12/4にネックラインであった13.86円を割り込み、週足ダブルトップが成立したようだ(上図 黄色矢印)。

その後は大きな反発も無く、13円前後で弱含みな展開が続いており、テクニカル面では上記「下落トレンド」が進行中であると解釈することができそうだ。

このレポートでは、その後の展開についてシナリオをアップデートしていく。

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本記事の見識や解釈は著者によるものであり、コインテレグラフの見解を反映するものとは限らない。