仮想通貨XRPの投資家ブラッドリー・ソスタック氏などがリップル社に対する申し立てを修正した。今回、SEC(米国証券取引委員会)が設けた新たな枠組みの中で、XRPが未登録の証券に該当すると主張した。

申し立てが修正されたのは8月5日。SECが4月に新たなに設けた「投資契約(investment contract)」に該当するかを判断する際に用いるフレームワーク(Framework for 'Investment Contract' Analysis of Digital Assets)を引用し、この枠組みにおいてXRPが未登録の証券だと定義づけようとしている。

また原告側は、「リップル社がXRPを良い投資と表現している」、「リップル社のエンタープライズビジネスとXRPの利用を混同している」、「XRPを上場させる取引所に手数料を払っている」などと主張している。

さらに原告側は、証券かどうかの判断をするときに用いるハウェイ・テストでもXRPは証券と判断できると述べている。

リップル社の返答期限は、9月19日まで。原告側は、集団訴訟のステータスを求めている。

コインデスクによると、この訴訟は1年前に起こされたが、集団訴訟には発展していなかった。

翻訳・編集 コインテレグラフ日本版