30日の仮想通貨相場は高安まちまちの展開だった。ビットコイン(BTC)は2ヶ月連続でマイナスだったものの、第4四半期に向けて反発の期待が高まっている。
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執筆時点でビットコイン(BTC)は6632ドルで推移しており、約0.7%上昇。全体における占有率は、51.2%となっている。 2ヶ月連続でマイナスだったものの、6000ドル付近がサポートラインになっていて、「底を打った」という見方も出ている。
またビットコインは第4四半期において過去5年間、2014年を除いてリターンがポジティブだった。
Bitcoin 7-day price chart. Source: Cointelegraph Bitcoin Price Index
イーサリアム(ETH)は一時215ドルまで下げたが、その後持ち直し、執筆時点で230ドル付近で取引をしている。過去24時間で1.6%のプラスとなっている。
Ethereum 7-day price chart. Source: Cointelegraph Ethereum Price Index
リップル(XRP)は、時価総額トップ20のなかで最も上昇率が高かった。前日比4%の上昇で現在は0.584ドルで推移している。
リップルはさらに10月1日、2日にサンフランシスコでカンファレンス「スウェル」を開催。米国の42代目大統領のビル・クリントン氏など著名人が基調講演を行う。
Ripple 7-day price chart. Source: Cointelegraph Ripple Price Index
仮想通貨市場全体の時価総額は、わずかに増加した。現在2230億ドルで推移しており、前日から20億ドル上昇した。
Total 24-hours market capitalization chart. Source: CoinMarketCap