仮想通貨取引所OKCoinは12日、 米国の20州に事業を拡大したと発表した。

 新たに事業を展開したのは、アラスカ州、アリゾナ州、コロラド州、アイダホ州、イリノイ州、インディアナ州、カンザス州、メイン州、メリーランド州、マサチューセッツ州、ミシガン州、ミネソタ州、ミズーリ州、モンタナ州、ネバダ州、ニュージャージー州、テネシー州、ユタ州、ウィスコンシン州。

 OKCoinのマーケティング担当副社長であるJim Nguyen氏はブログで、連邦法と州法の両方を遵守するため規制当局と協力すると述べた。OKCoinのCEOであるTim Buyn氏は次のように話した。

「仮想通貨市場の潜在能力が最大限に発揮されるためには、OKCoinのような取引所は、仮想通貨、デジタル商品、有価証券の既存および新たな規制当局と協力しなければならない」

 この発表では、OKCoinは、仮想通貨間取引、法定通貨と仮想通貨取引の両方において、送金ライセンス(MTL)を申請したと述べている。ライセンスがとれ次第、取引プラットフォームを他の州でも提供する予定だ。

 一方、OKCoinグループ会社の仮想通貨取引所OKexの創設者Star Xu氏は11日、詐欺コインと言われているWEEE Coinに関与しているとして、同コインの投資家グループから通報され、上海の警察に拘束されていた。その後24時間以内に解放されている。コインテレグラフがOKExに取材すると、同社はXu氏がWFEEの株式関与について否定した。COOであるAndy Cheung氏は次のように答えた。

 「Xu氏は、WFEEおよびその会社の株式に関与していない。WFEEはOKBC[OK Blockchain Capital]と他のいくつかの投資会社を買収したが、その後のWFEEのホワイトペーパーおよびチームメンバーの変更は、OKBCに通知されていない」