ソラナブロックチェーン上の集中流動性プロトコルであるクレマ・ファイナンス(Crema Finance)は、ハッキングの影響で、サービスの一時停止を発表した。ハッキングによって、かなりの量の資金が流出した。

クレマ・ファイナンスは、ハッキングの発覚直後に、ハッカーがサービス提供者や投資家の資金を含む流動性準備金を流出させないように、流動性サービスを一時停止した。
 

この件についてコインテレグラフの取材に応じたクレマ・ファイナンスの共同創業者であるヘンリー・デュ氏は、次のように述べた。

"我々はいくつかのセキュリティ会社と協力しており、ソラナ、ソルスキャン、イーサスキャン等からサポートを得ている。我々は、公式Twitterアカウントを通じて情報提供を続ける」

4日未明にクレマ・ファイナンスは公式ツイッターで、ハッキングの概要をまとめたツイートを投稿した。「ハッカーは、盗んだ資金をJupiter経由で69422.9SOL(約230万ドル)と6,497,738USDCetに交換した」と明らかにし、その後、USDCetはワームホール経由でイーサリアムネットワークにブリッジされ、USDCetはユニスワップ経由で6064ETHに交換されたという。

ツイートではハッカーのソラナアドレスとイーサリアムアドレスも公開されている。