中国深圳市が、仮想通貨の違法活動取り締まりに向けて動き出している。
中国メディア「イーストマネー」は21日、深圳市が金融リスク改善を目的に仮想通貨の投機活動のほか、ブロックチェーンを使った違法行為の調査に乗り出したことを報じた。
深圳市は中国のシリコンバレーと呼ばれ、中国国内でもブロックチェーンに取り組む企業も多くある地域だ。
2017年に仮想通貨取引所がICOの運用を禁止したために、違法行為が大幅に減少したが、最近、中国政府がブロックチェーンを支持する姿勢を明らかにしたことで、投機的な動きが復活したとみている。
当局は調査後に何らかの規制に関する措置を講ずるとみられる。
翻訳・編集 コインテレグラフジャパン