中国の仮想通貨関連の主要メディアのいくつかは閉鎖に直面しているようだが、ツイッターなどのソーシャルメディアに切り替えて存続しているものもある。

中国の大手仮想通貨メディアのある幹部は、中国の最新の仮想通貨禁止は関連メディアに大きな影響は与えていないとコインテレグラフに語っている。

この匿名の関係者によれば、中国政府が9月に新しい仮想通貨禁止措置を発表した後、いくつかの現地の仮想通貨サイトがツイッターやテレグラムなどにコミュニティを移行したという。

「彼らはそこでより多くの情報を共有し、ウェブサイトの方を控えるようになっている」という。「私たちはツイッターから必要なすべての情報を得ることができる」と付け加えた。

「より多くの中国人がツイッターやテレグラムに向かった。そういったもののいくつかは高い質のものもある」と、この人物はコインテレグラフに語っている。

また関係者によると、中国人民銀行がすべての「仮想通貨関連の事業活動」を違法としてため、一部のクラウドサービスプロバイダーがBlockBeatsやOdailyといったウェブサイトへのサービス提供を停止した。ただ新しいドメイン取得や、ツイッターやテレグラムでの投稿に移行したことで、業界ニュースの発信は続いているという。

ウェブサイトがブロックされたものは、北京を拠点にしていたものだったという。「北京以外のメディアはブロックされていない」と関係者は語っている。

この人物は「中国の仮想通貨業界にはいまだ希望がある。私たちはまだ情報源を持っており、多くのユーザーやエヴァンジェリスト、開発者らを獲得している」と語っている。

中国の主要仮想通貨メディアの1つであったChainNewsは、11月にオフラインになっている。関係者によれば、ChainNewsは11月の後半に事業停止を決定。最後の投稿は11月25日付けのテレグラムでの投稿となった