中国が2日、米中貿易戦争における中国の立場を示した白書を公表した。複数のメディアが報じた。米中貿易戦争は一向に収まる気配はなく、人民元安と仮想通貨ビットコインとの関係に改めて注目する必要があるだろう。

白書では米国を「信用できない交渉相手」と批判。過去1ヵ月において両国間の交渉で進展が見られなかった理由は全て米国側にあるという認識を示した。

中国は貿易戦争をしたくない。しかし、戦うことを恐れてはおらず、必要なら戦うだろう

また、米国が課した最近の関税を撤回しない限り、どんなディールにも合意しないという立場を示したそうだ。

先月10日、米国が対中関税引き上げを発表。これに対して中国もすぐに報復措置を取り、米株式市場などは急落した

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ただ、そんな中、資金の逃避先として注目されたのが「デジタルゴールド」という呼び声も高いビットコインだ。先月、ビットコインは60%以上も上昇した。

また人民元安とビットコイン高の相関関係を指摘する声も聞かれる。

(出典:TradingView「ドル/人民元(過去3ヶ月)」)

貿易戦争が激化する中、中国は人民元安を許容することで輸出の増加を目指すことが考えられる。仮想通貨取引所ビットメックスのアーサー・ヘイズCEOは、2015年に人民元安が進んだ時、ビットコインのパフォーマンスも良かったと指摘ドル/人民元が7を超えたら一般の中国人投資家はビットコインと他の仮想通貨に殺到するだろうと予想した。

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