米議員 フェイスブックの仮想通貨プロジェクト「リブラ」開発の中断を要求、「問題ある過去」を指摘

米下院金融サービス委員会の委員長、民主党のマキシン・ウォーターズ議員はフェイスブックに対して仮想通貨の開発を中断するように要求した。CNNの記者が19日一連のツイートの中で明らかにした

ウォーターズ議員は、「フェイスブックは数十億人分のデータを持っており、これらのデータ保護を繰り返し軽視してきた」と批判。今回、新たに仮想通貨プロジェクトを立ち上げることで、フェイスブックは「チェックのない拡大」を続け、人々の生活に入り続けようとしていると懸念した。

また、規制機関に対して「これを機に、仮想通貨がもたらすプライバシーや安全保障上の問題、サイバーセキュリティーのリスク、トレーディングに関するリスクについて真剣に考えるべき」と要求した。

その上でウォーターズ議員は、次のように述べた。

「フェイスブックの問題ある過去を鑑み、私はフェイスブックが議会や規制機関の調査を終えて規制を整えるまで、仮想通貨の開発にモラトリアム(一時停止)を設けることに合意することを要求する

米国議会議員がフェイスブックの仮想通貨プロジェクトに懐疑的な姿勢を見せたのは今回が初めてではない。

先月9日、米議会上院フェイスブックのザッカーバーグCEOに対して仮想通貨プロジェクトの詳細に関する質問状を送った。その際もフェイスブックが顧客の金融情報をどのように守るのかなどを疑問視した。

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翻訳・編集 コインテレグラフ日本版