米議会、フェイスブックCEOに仮想通貨プロジェクトで質問状|個人情報の扱いで厳しく質問

米議会上院は9日、フェイスブックのザッカーバーグCEOに対して仮想通貨プロジェクトの詳細に関する質問状を送った。フェイスブックの仮想通貨プロジェクトに関しては報道ベースで情報が散発的に流れてくるものの、フェイスブックは正式に発表していない。

 米議会上院の銀行・住宅・都市委員会は、今月3日にウォール・ストリート・ジャーナルによる「フェイスブックが独自の仮想通貨決済システム構築のため、金融機関やeコマース企業の参加を募っている」という報道に言及。フェイスブックが顧客の金融情報をどのように守るのかを疑問視し、ザッカーバーグCEOに対して、顧客の個人情報を無関係な第3者企業に共有したり売ったりするのか質問した。

以下は同委員会がザッカーバーグCEOに対して行なった7つの質問の要約だ。

1. この新たな仮想通貨決済システムはどのように機能するのか?規制当局はどのように規制の水準を満たしていると確かめられるか?
2. プライバシーと消費者保護はどのように確保されるか?
3. 金融機関からフェイスブックが受け取った顧客の情報とは何か?
4. 金融機関から受け取った顧客の情報を使って何をするのか?どのようにそれを保管するのか?
5. フェイスブックは、顧客情報を無関係な第3者企業に共有したり売ったりするのか?
6. 信用担保や保険への加入、雇用、住宅購入の際に必要な個人情報(クレジットスコアや評判、生活スタイル、性格など)をフェイスブックは持っているのか?
7. フェイスブックは、6に示したような個人情報の使用で公正信用報告法に違反していないことをどのように示せるか?

フェイスブックは、2018年にも個人情報の流出問題で激しく批判された。ザッカーバーグCEO、米議会の公聴会に呼ばれ、謝罪に追い込まれた。

一方、ザッカーバーグCEOは今月「未来はプライバシーにあり」と主張し、プライバシー重視路線に移行していくことを宣言した

翻訳・編集 コインテレグラフ日本版