米商品先物委員会(CFTC)のヒース・ターバート委員長は10日、来年初めにもCFTC委員長を退任すると発表した。
ターバート氏は自身の業績について「我々は責任あるフィンテックのイノベーションを推進し、イーサをコモディティと宣言した」ことを上げている。同氏はこれまでに仮想通貨市場に高い関心を寄せており、ビットコインやイーサは有価証券としての規制を受けるべきではないと発言してきた。
2019年7月にCFTC委員長に就任したターバート氏は、国レベルで健全な仮想通貨規制に尽力してきた人物だ。ジョー・バイデン次期大統領はターバート氏の前任者であるゲイリー・ゲンスラー氏を金融チームのリーダーに任命しているが、CFTCの次期委員長をどのように選ぶかはまだ明らかにしていない。
まt、ターバート氏の同僚で、CFTC幹部のブライアン・クインテンツ委員も、近く退任する可能性がある。
翻訳・編集 コインテレグラフジャパン