仮想通貨ウォレット・レンディングを手掛けるセルシウス・ネットワークは、2月1日からウォレットに預けられた仮想通貨に複利を導入すると発表した。1月22日にセルシウスのアレックス・マシンスキーCEOがツイッターでのAMA(Ask Me Anything)の中で明らかにした。
複利導入は、セルシウスのユーザーコミュニティから要求された機能だ。セルシウスは今回の金利導入で、ブロックファイといった競合企業と足並みを揃えることになる。
セルシウスはコインテレグラフに対して次のようにコメントしている。
「ユーザーがそれを求め、私たちは導入することになった!2月1日から、仮想通貨預金の利子収入は正式に複利化する。ウォレットの中のすべてのコインで、金利から利益を得ることができるようになる」
セルシウスは、ビットコイン(BTC)やイーサ(ETH)、ライトコイン(LTC)といった人気のある仮想通貨のほか、ビットコインゴールド(BTG)、ダッシュ(DASH)、ジーキャッシュ(ZEC)、EOSなどのコインの預金で金利を提供している。
AMAではほかの機能変更についても発表されている。EOSに対する貸付や韓国の仮想通貨取引所コービット(Korbit)とのパートナーシップなどだ。
セルシウスは昨年12月の発表で、仮想通貨ローンの総額が42億5000万ドルにたっしたと発表している。19年8月1日時点と比較し、93%増加となっている。
翻訳・編集 コインテレグラフジャパン
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