ブロックチェーン・暗号通貨・Web3分野に特化したグローバルカンファレンス「ブロックショー(BlockShow)」が4年ぶりにカムバックする。2024年5月8日〜9日にメインイベントを香港で開催する。またメインイベントを含む前後5~7日間、香港各地で数多くの公式サイドイベントも開催する予定だ。

カンファレンス概要
日時:2024年5月8日~9日(メインイベント)
会場:香港サイバーポート

ブロックショーが香港「サイバーポート」で再始動

2016年に立ち上げられた「ブロックショー」はWeb3・暗号資産分野で世界最大のトラフィックを誇る「コインテレグラフ」が公式にバックアップするイベントとして知られる。今回ブロックショーはWe3分野のPR会社としてしられるEAK Digitalが運営する「ブロックダウンフェスティバル(BlockDown Festival)」と連携して実施する。

今回「ブロックショーxブロックダウン」のメイン会場となるのは香港政府が全額出資する「サイバーポート」だ。数多くのWeb3起業家や企業が本拠をおく同会場は香港のシリコンバレーと目される。会期中、同会場はメインステージに加え、アートギャラリー、ゲームゾーン、音楽ステージ、企業やベンチャーキャピタル向けの専用ゾーンを設置し「Web3シティ」へと変貌する。

「ブロックショー」の過去の講演者にはイーサリアム共同創業者のヴィタリック・ブテリン、米暗号資産取引所ジェミナイ創業者のキャメロン・ウィンクルボスとタイラー・ウィンクルボス、アニモカブランズ創業者のヤット・シウCEOなどがいる。その他海外の著名プロジェクトや起業家たちに加え、ファンド、VC、投資家等が多く集まる。今回もWeb3業界の著名人や新旗手が集う予定だ。

日本からの出席・出展も募集

今回注目されるテーマはWeb3で、SocialFi、GameFi、分散型金融(DeFi)、RWA(リアルワールドアセット)、音楽や芸術文化等。また最近話題になっているビットコインオーディナルズやDeFiの最新情報もカバーされる。またユニークなのがフットサル、テニス、バスケットボールなどを中心としたスポーツ志向のネットワーキングイベントも計画していることだ。

そもそも「ブロックショー」は大手プロジェクトや取引所が新製品をリリースしたり、世界初のアナウンスをする場として知られている。ブロックショーの創設者アディ・クレジー氏は「ブロックショーは(Web3分野の)企業や起業家たちがグローバルな波に乗るのを助けるゲートウェイだ。今後は香港だけでなく再び世界各地で開催することを想定している」と語る。「単なる展示会でなく体験型のイベントなのが特徴だ。」(同氏)

世界への発信を強化したいWeb3企業やプロジェクトは是非日本からも奮って参加して欲しい。今回「ブロックショー」にはコインテレグラフジャパンも全面支援しているので日本語による出展サポートも可能だ。

日本語による協賛のお問い合わせ先:japan@cointelegraph.com

入場チケット情報

早割チケット価格はチケットの種類によって290~1190ドルだが、今後値上がりすることになっている。早めに予定をたててチケット購入するのが得策だ。

チケット購入は公式サイトから
https://blockshow.cointelegraph.com/blockdown-asia2024

主催者情報

「ブロックダウン」について

「ブロックダウン」は2020年4月にスタートしたバーチャルWeb3カンファレンスのパイオニアだ。これまでバイナンス元CEOのCZ氏、米暗号資産取引所Shapeshiftのエリック・ボールヒーズCEO、チェーンリンクラボ共同創設者のセルゲイ・ナラゾフ氏、カルダノ創設者のチャールズ・ホスキンソン、エドワード・スノーデン氏、ギャビン・ウッド氏等業界の大物が集う会として知られる。前回のイベントは2022年にクロアチアのシビニクで開催され、メタバースファッションショー、Web3ミュージックステージ、そしてフランスのサッカークラブであるパリサンジェルマンやマクラーレンF1レーシングチームといった主要グローバルブランドが参加した。2023年8月にはイスタンブールブロックチェーンウィークも開催している。(公式ツイッターはこちら

「ブロックショー」について

ブロックショーはビットコイン(BTC)がまだ約1200ドルで取引されていた2017年4月にスタート。初回イベントはドイツ・ミュンヘンで開催されたBlockShow Europeだ。それ以来2017年、2018年、2019年にシンガポールで3つのイベントを開催。2018年にはラスベガスでBlockShow Americasカンファレンスを主催している。新型コロナ期間中の2020年はオンラインイベントで継続していた。