「ビットコイン(BTC)は3000ドルを割り込むだろう」と投資顧問であるモルガン・クリーク・デジタルの創業者アンソニー・ポンプリアーノ氏が26日に米人気経済番組CNBCで予想した。「ポンプ」という愛称で親しまれる同氏は、「ロング、ビットコイン。ショート、バンカー(ビットコインを買ってバンカーを売れ)」と度々主張するほど仮想通貨の可能性を信じているが、それでも「短期的にはビットコインはまだ下落する必要がある」とみている。

3000ドルを割る理由については、番組内で明かされなかった。

11月にポンプリアーノ氏は、ビットコインが3000ドルまで下がると予想。実際、今月初めにビットコインは3000ドルをつけた。現在ビットコインは、3848ドル付近で推移しており、24時間前と比べて0.61%上昇した。

(引用元:TradingView「ビットコイン(BTC)/米ドル(5日間)」)

「FAANG株とビットコインの相関関係はなし」

「ビットコインの価格とFAANG(フェイスブック、アップル、アマゾン、ネットフリックス、グーグル)株に相関関係はあるか」という意見に対して、ポンプリアーノ氏は否定的だ。FAANG株は仮想通貨のように今年に入って下落が続いている。ポンプリアーノ氏は、「心理的」に関連性があるというのは賛成だが、ビットコインとS&P500の相関関係は「ゼロ」で、ドル指数との相関関係は「ゼロに近い」と解説した。