弱気派優位な状況が継続か 仮想通貨ビットコイン(BTC)・リップル(XRP)・イーサリアム(ETH) のテクニカル分析

ここに表示された見解および意見は、著者のものであり、必ずしもコインテレグラフの見解を反映するものではありません。すべての投資とトレーディングにはリスクが伴うため、意思決定の際に独自の調査を実施する必要があります。市場データは、HitBTCから提供されています。

起業家ウィンクルボス兄弟の投資ファンド、ウィンクルボスキャピタルのパートナーであるスターリング・ウィッツェ氏は、コインテレグラフの取材に対して、「2019年は機関投資家による仮想通貨業界参入の転機になるとは思わない」という見方を示した

ウィッツェ氏によると、米国の規制の不透明感と不十分なセキュリティ対策が機関投資家が参入を躊躇する二つの大きな理由だ。

ただ、米企業の間ではあの手この手でビットコインの普及を促進する動きが出ている。例えば、ビットコインATM企業のCoinme。ビットコインが購入できるCoinmeのキオスクを世界中の食料品店に設置する計画だ。

また、米名門企業の教授たちも動き出しだ。

マサチューセッツ工科大学(MIT)やスタンフォード大学、カリフォルニア大学バークレー校など、米国の大学の研究者らのグループは17日、「世界規模でスケーラブルな分散型決済ネットワーク」を目指し、仮想通貨「Unit-e」開発計画を発表した。

世界の頭脳が仮想通貨の未来に注目していることは確かだ。

BTC/USD

ビットコイン(BTC)のボラティリティは過去3日間で減少した。今後2、3日間のレンジは狭くなるだろう。双方の移動平均線は、横ばいか、下落気味だ。RSI(相対力指数)はネガティブな領域にある。弱気派が優勢といえよう。

BTC/USD

(引用元:TradingView

もし3473.47ドルを下回れば、BTC/USDは今年の最安値である3236.09ドルまで下落するかもしれない。対照的に、もし二つの移動平均線を上回れば、4000ドルまで上昇する可能性は高い。4000ドルから4255ドルのゾーンで手強いレジスタンスに直面するだろう。

もしこのゾーンを突破できたら、新たな上昇トレンドが生まれるだろう。現時点では静観することを勧める。

XRP/USD

リップル(XRP)は移動平均線を突破できなかったため、売りを呼んだ。0.31121ドルを下回れば、0.27795ドルまで下落する可能性も出てくる。

XRP/USD

(引用元:TradingView

XRP/USDは下降型チャネル内でトレードし続けており、下落トレンドが続いている。双方の移動平均線は若干下がり気味で、RSI(相対力指数)はネガティブゾーンにある。弱気派の勢いが強い。

トレンド転換の最初のサインは、下降トレンド線を上回ったところで取引を終えたときに見られるだろう。そうなれば0.4ドルまで上昇するかもしれない。その上は、チャネルのレジスタンス線付近だ。

現時点では、買い場が見られないので、ロングポジションの推奨はしない。

ETH/USD

イーサリアム は、強気派が50日間SMA(赤色)を過去4日間守ったものの、20日間EMA(青色)はまだ超えていない。

ETH/USD

(引用元:TradingView

20日間EMA(青色)は下落傾向にありRSI(相対力指数)はネガティブゾーンにある。このことは短期で弱気派に優位性があることを示している。116.3ドルを下回れば、次は100ドル、その次は83ドルまで下がるかもしれない。

しかしもし140ドルを突破したら、ETH/USDは次のレジスタンスである167.32ドルまで上昇するかもしれない。トレンドの変化を見極めるまでもう少し待とう。