大手仮想通貨通貨取引所バイナンスは、現地の仮想通貨取引プラットフォームGopaxを新たに買収し、韓国に再進出することになる。

バイナンスは問題を抱えた仮想通貨取引所Gopaxの株式の過半数を取得し、2年前に撤退した韓国に再進出したとブルームバーグが2月3日に報じた

この取引の資金は、バイナンスが10億ドルを拠出した「産業復興イニシアチブ」と呼ばれる投資プロジェクトから得たという。

バイナンスの最高業務責任者であるイボ・リン氏は、取引条件を開示することなく、バイナンスがGopaxの「有意義な」出資比率を得たと述べている。

今回の買収は、FTXが破綻する中、Gopaxが2022年11月に利回り商品の出金を停止してから数カ月後のことだ。リン氏によると、バイナンスは新たな資本をGopaxに投入し、Gopaxの利回り商品「GoFi」の出金と利払いを可能にする計画だ。

「この取引の根本的な目的は、顧客をサポートし、資産を出金したい顧客がそれをできるようにすることだ」とリン氏は述べている。