ビットコイン先物取引を手がけるバックトは、さらに3億ドル(約320億円)を調達した。引き続き仮想通貨に特化したサービス開発をすすめる。マイク・ブランディナCEOが3月16日に発表した。

シリーズBの資金調達で、バックトの親会社でニューヨーク証券取引所を傘下に抱えるインターコンチネンタル取引所(ICE)、マイクロソフトのベンチャーキャピタル部門のM12、フィンテック企業PayU、ボストン・コンサルティング・グループ、ゴールドフィンチ・パートナーズなどが主に出資した。

また、ブロックチェーン業界関連の投資機関であるCMTデジタルやパンテラ・キャピタルなども出資したとされる。

バックトは、2018年12月には1億8250万ドル(約194億円)調達しており、総調達額は4億8200万ドル(約513億円)を超える。

また、ICEは先月、バックトのアプリ公開準備に向け、ソフトウェアサービスのブリッジ2・ソリューションズを買収する計画だと発表している。

また直近では、バックトの仮想通貨支払いオプションが、スターバックスのアプリに統合することも発表されている

翻訳・編集 コインテレグラフジャパン