分散型ブラウザのブレイブが仮想通貨取引所バイナンスと提携した。ブレイブの160万人のユーザーは、ブレイブ上で仮想通貨取引ができるようになる。

ブレイブのブランデン・エイチCEOは、今回の提携の理由についてコインテレグラフの取材に答えた。

「我々はいつも顧客第一主義を貫いてきた。今回は、より多くの人に仮想通貨を使ってもらうことだ。すでに160万人の仮想通貨に詳しいユーザーがいてBATの報酬プログラムにサインアップしている。今度はブラウザーを離れることなく、仮想通貨のトレードができるようになる」

ブレイブは、プライバシー保護を重視する分散型のブラウザ。利用者は広告を見る選択をすることでベーシック・アテンション・トークン(BAT)を報酬として獲得できる。

ブレイブのナイトリーの新たなタブで仮想通貨トレードができるようになる。ナイトリーとは、ブレイブの開発とテスト版であり、毎晩更新される。ブレイブのメインバージョンでは4月から利用可能になる予定だという。

エイチ氏によると、今回の焦点は仮想通貨トレードでありバイナンスの全ての機能が使えるようになるわけではない。

翻訳・編集 コインテレグラフジャパン