米証券取引委員会(SEC)対リップルラボの裁判で、裁判所がXRPは証券ではないとの判決を下したが、XRPは上昇トレンドを維持するのに苦戦している。投資家たちは自分の保有分を売却しているようだ。さらに、XRP価格がサポートレベルに近づく中で、クジラ(大口投資家)が2900万XRPを仮想通貨取引所に移動させたという。
Whale Alertは8月24日に、クジラが約2930万XRP(約1513万ドル)をビットスタンプに移動させたとツイートした。さらに、数時間前にこのクジラが1400万XRPをBitsoに移動させたという情報もあり、このクジラがXRPを売却する可能性がある。
裁判所がSECに対して中間控訴を提出することを許可したことは市場下落を引き起こし、大きな影響を与えた。これにより、XRP価格は急落し、重要なサポートレベルである0.6ドルと0.5ドルを割り込んだ。
29,300,000 #XRP (15,130,884 USD) transferred from unknown wallet to #Bitstamphttps://t.co/DhcHkKNdzc
— Whale Alert (@whale_alert) August 24, 2023
現在、XRP価格は0.5ドルのサポートレベルから回復しているが、トレーダーやクジラが保有分を清算すると、大幅な下落のリスクが高まる。一方、リップルとSECの間の裁判は来年の4月末から5月中旬にかけて開かれる見込みだ。
過去24時間で、XRPの価値は3%下落し、現在は0.51ドルで取引されている。この期間中、価格は0.510ドルから0.528ドルの間で変動した。さらに、過去24時間の取引量は減少している。
翻訳・編集 コインテレグラフジャパン