5月28日10時40分時点の仮想通貨相場は、ビットコインやイーサリアムの上昇がひと段落する一方、XRP(リップル)がプラスをキープしている。XRPは50日移動平均線が200日移動平均線を上回るゴールデンクロスが間近に迫っており、強気相場のサインが出ている。一方、ビットコインに関しては、0.1BTC以上を保有する口座数が過去最高を更新したことが明らかになった。
XRPのゴールデンクロス
(出典:Trading View「XRP /米ドル(1日)」)
50日間移動平均線が200日移動平均線を上回るゴールデンクロスは、テクニカル的に長期的に強気相場への転換を示すサインと考えらえる。4月2日にビットコイン急騰した際、ゴールデンクロスを形成した。
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0.1BTC以上保有のビットコイン口座数
少なくとも0.1BTC(9万6000円)以上保有するビットコイン口座の数が過去最高を更新した。
分散型経済に関するデータ提供を手がけるコインメトリックスの共同創業者であるカーター氏は27日、0.1BTC以上保有するビットコイン口座の数が2017年末以来の高値を更新したとツイートした。
今回のビットコイン急騰は大口投資家によるものなのかどうか議論になっているが、今回のデータは小口の一般投資家の存在感を示すことになった。
既報の通り、国内主要仮想通貨取引所3社の5月の新規口座開設数は3月、4月比で急騰している。