米証券取引委員会(SEC)への提出書類から、4社の資産管理会社がグレイスケールのビットコイン投資信託(GBTC)を取得したことが明らかになった。
機関投資家向けの取引や資産運用に関するツイッターフィード「MacroScope」が報じたように、これらの企業は2021年6月30日までに提出した書類の中でGBTCの保有を明らかにした。
イリノイ州を拠点とするウェルスマネージャーのクリア・パースペクティブ・アドバイザーズ(Clear Perspective Advisors)は13日、7790株のGBTCを所有していることを明らかにした。
In an SEC filing today, Clear Perspective Advisors, a wealth management firm in Aurora, Illinois, reported owning 7,790 shares of Grayscale Bitcoin as of June 30.
— MacroScope (@MacroScope17) August 13, 2021
Filing:https://t.co/PT21czzjvO pic.twitter.com/WZ7RYk1RBp
さらに、オハイオ州を拠点とするアンコラ・アドバイザーズ(Ancora Advisors)は、6月30日時点で13945株のGBTCを保有。これは、数十億ドル規模の資産管理者にとっては小さなポジションだが、同社が長期的な投資の視点を持っていることを考えると、ビットコインを重要な戦略と捉えていると言えるだろう。
BTC institutional watch:
— MacroScope (@MacroScope17) August 13, 2021
In a filing today, Ancora Advisors, based in Cleveland, reported 13,945 shares of Grayscale BTC as of June 30.
Tiny position for a big firm, but Ancora is a smart long-term shop. Worth watching in coming quarters.
Filing:https://t.co/QLtEbMq3Gd
一方、6月30日までの報告期間に、さらに2社がGBTCの保有を追加した。3月31日時点で88189株のGBTC株を保有していたボストン・プライベート・ウェルス(Boston Private Wealth)は、103,469株に増加。オハイオ州を拠点とするパークウッド・ブーステイツ(Parkwood boosteits)は、3月末の93,000株から125,000株に増やした。
大手企業は、ビットコインやその他の仮想通貨へのエクスポージャーを得ている。既報のように、ハイテク大手のインテルは最近、コインベース株のポジションを公開した。
翻訳・編集 コインテレグラフジャパン