ベンチャーキャピタルによるブロックチェーン企業への18年の投資額は、現時点で昨年の40%を超えた。クランチベースニュースが伝えた。
今年イニシャル・コイン・オファリング(ICO)を実施した企業など2900社を対象に調査した。
ICOを除いたブロックチェーン関連のスタートアップへの投資グラフを見ると、今年1月以降のビットコイン価格の変動にも関わらず、堅調に増加している。主流企業だけでなくデジタル・カーレンシー・グループ(DCG)など業界に特化した企業もブロックチェーン企業へ投資している。DCGは先週、仮想通貨に肯定的なシルバーゲート銀行に投資していると明らかにしている。
クランチベースのデータによると、ブロックチェーン関連企業への投資が行われている国は数カ国に集中しており、米国が最大。そのほか、イギリス、シンガポール、スイスなどが顕著だ。
コインテレグラフでは先に、スイスがICO規制に対してバランスが取れており、事実上は仮想通貨タックスヘブンとなっていることから、仮想通貨大国になりつつあると伝えた。