資産運用会社ヴァンエック(VanEck)は米国でソラナETFを申請した。同社は今年1月に米国で現物型ビットコインETFを上場させた企業の一つだ。

ヴァンエックのデジタル資産リサーチ部門の責任者を務めるマシュー・シーゲル氏が6月27日、同社が米証券取引委員会(SEC)にソラナETFを申請したことを明らかにした

このETFは「ヴァンエック・ソラナ・トラスト」と命名され、ソラナの分散性や高いユーティリティ、経済的実現可能性の活用を目指しているという。シーゲル氏は、米国で初のソラナETFの申請になると強調した。

Source: Nate Geraci

Xのポストでシーゲル氏は同社がSOLをコモディティと認識している理由について述べた。

“我々がSOLがビットコインやイーサと同様にデジタルコモディティとしての機能をもったネイティブトークンであると考えている。トランザクション手数料やブロックチェーンの計算サービスの支払いに利用される。イーサリアムネットワークにおけるイーサと同様に、SOLはデジタル資産プラットフォームで取引され、P2Pトランザクションで’用いられる。

SECへの申請書によると、ヴァンエックはヴァンエック・ソラナ・トラストをCboe BZX取引所に上場させる予定だ。

ソラナETFが成長狙う

ヴァンエック・ソラナ・トラストは信託の運営コストを除いたソラナの価格パフォーマンスを反映する。

提出書類によると、信託はマーケット・ベクター・ソラナ・ベンチマークレート(MarketVector Solana Benchmark Rate)指数を使用して毎日を評価される。この指数は、CCデータ社の中央集権型取引所ベンチマークレビューレポートにおけるトップ5のSOL取引プラットフォームから提供された価格に基づいて計算される。

ヴァンエックのソラナETFの申請は、米SECが2024年5月23日に米国で現物型イーサ(ETH)ETFの19-b申請を承認した直後に行われた。この承認により、ETHが証券であるかの長年の論争に終止符が打たれ、ETHは証券ではなく商品として認可された。

その後、SECは6月19日にイーサが証券であるかどうかの調査を取り下げたと報じられている

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