米食品医薬品局、食品追跡など安全性強化目指しブロックチェーン活用の会合開催へ

米食品医薬品局(FDA)は、食品の安全性強化を目的としたシステム開発にからんで、ブロックチェーンや人工知能(AI)の活用に関する公開会合を開催する。9月17日に発表した。

会合は10月21日にワシントンDCで開催予定。公衆衛生の課題に関する議論や食品安全強化方法の導入などについて討論される。「さらにデジタル化した追跡可能でより安全なシステム」を構築する意図があるとしている。

FDAのネッド・シャープレス長官代理と食品政策および対応担当のフランク・イアナス副長官は今年4月、イニチアチブ「New Era of Smarter Food Safety(よりスマート食品安全の新たな時代)」を発表していた。

ブロックチェーンやAI、モノのインターネット(IoT)、センサーなどの技術を活用してひとつのデジタルシステムを開発する構想だ。食中毒の発生源追跡や公衆衛生に関するリスク対応に必要な時間を削減するのが狙いだとしている。

同システムで食品の生産元の追跡や関連リスク情報へのアクセスができるとされる。

食品関連のブロックチェーン活用の動きに関しては、企業向けデータベース管理システムなどを展開するオラクルとミツバチなど花粉媒介生物の保護を推進するワールド・ビー・プロジェクト(WBP)は、蜂蜜サプライチェーン向けの持続可能性保証システムを開発している。

翻訳・編集 コインテレグラフ日本版