米ネバダ大学、ブロックチェーン基盤の自動運転車をIoT企業と共同開発

米ネバダ大学リノ校は、ブロックチェーン技術を使って自動運転車を開発するプロジェクトを進めている。4月23日に公開されたプレスリリースにより明らかになった。

同プロジェクト「インテリジェント・モビリティー」は、ネバダ大学リノ校とネバダセンター・オブ・アプライドリサーチ(NCAR)を通じ、エンタープライズ向けブロックチェーンおよびモノのインターネット(IoT)企業のフィラメントと提携して、自動運転車の開発を行う。

プレスリリースによると、安全性と運転手がいない車とその周辺インフラとのつながりを向上させた自動運転車の開発を目指す。NCARのディレクター、カルロス・カーディロ氏は、コネクテッド機能を備えた無人自動車が増えるにつけ、接続できるさまざまなIoTデバイスの量も倍増する。つまり、その分だけ脆弱性も生み出すことになるという。ブロックチェーンを導入して、データの完全性と正確性を保証するデータインテグリティを強化させる、としている。

ネバダ大学は、フィラメントのIoT向けの包括的なブロックチェーン開発キットのシミュレーションテストをまもなく公開する予定。ブロックチェーンを通して裏付けされたデータ交換ができ、信頼性のあるイベント記録が可能になるとされる。フィラメントのアリソン・クリフトジェニングスCEOは、ネバダ大学のテスト自動車は、フィラメント独自のブロックレット技術に裏付けされたデータ伝送のみ受け付け、害のある行為や、送信者と受信者の両方になりすまし通信を傍受する中間者攻撃などから保護される、と述べている。

コインテレグラフが先日報じたように、韓国の現代自動車は電気自動車をスマートフォンと連結させる新たな技術にブロックチェーンを使用するとしている。

また、IBMも自動運転車向けのデータ管理に向けた開発においてブロックチェーン関連の特許を取得している。

翻訳・編集 コインテレグラフ日本
原文 University of Nevada, Reno Develops Driverless Vehicle Blockchain Tech With IoT Firm