ウクライナのデジタル担当大臣は、今週前半に発表していた仮想通貨寄付者へのエアドロップを中止したことを決定し、その代わりに非代替性トークン(NFT)の販売を通じて新たな資金調達を行う計画であると述べている。

ウクライナがエアドロップを発表した後に公式ウォレットには700万ドルの寄付が集まっていた。そのためコミュニティ上では今回のウクライナの決定が議論の的となっている。デジタル変革大臣はエアドロップ中止の理由を明らかにしなかったが、一部からは不満の声も出ている。

ロシアのウクライナ侵攻を受け、ウクライナは仮想通貨に目を向けた。先週末にウクライナはビットコイン(BTC)とイーサリアム(ETH)のウォレットアドレスを共有し、世界中の仮想通貨コミュニティからの支援を求めた。

さらに仮想通貨コミュニティがアルトコイン対応を求めると、ウクライナ側はポルカドットドージコインのアドレスも追加した。これを受けポルカドット創設者のギャビン・ウッド氏は約570万ドルをポルカドットで寄付している。