6月17日、大手ゲーム企業ユービーアイソフト(Ubisoft)は、人気の高いゲームとテレビのフランチャイズ「ラビッツ(Rabbids)」向けにブロックチェーンベースのデジタル・コレクティブズをリリースした。これらのコレクティブズの販売で集めた資金は、国連児童基金(ユニセフ)を支援するために使われる。
ベンチャービートによれば、フランスを拠点とするユービーアイソフトは、イーサリアムのブロックチェーンのトークンとして55のラビッツのコレクティブを発売した。これらの資産はERC-721のノン・ファンジブル・トークン(NFT)で発行されており、それぞれが独自の価値を持っている。
これらのラビッツのコレクティブは、「常に販売」する形式だ。購入希望者は、イーサで指定された額を支払えば、いつでも所有者からコレクティブを購入することができる。元の所有者は「Proof of Plausible Ownership(POPO)」と呼ぶ特別なトークン証明書を受け取ることができるという。
さらに、このラビッツのコレクティブは、新しい所有者を取得するたびに変形していき、その外観が変化していくという。
こういった取引で得たイーサは、ユニセフの仮想通貨基金に直接送られていくことになる。
またユービーアイソフトは、これらの新しいラビッツのコレクティブは、ほかのブロックチェーンゲームと「完全に相互運用が可能」だとしている。
翻訳・編集 コインテレグラフジャパン