UAE(アラブ首長国連邦)が2019年にブロックチェーン関連ビジネスで重要国リスト入りするかもしれない。24日付のUAEの地元紙The Nationalに専門家が寄稿した。最近、UAEでは仮想通貨関連の規制が整ってきており、来年前半中にはトークンを使った資金調達であるイニシャル・コイン・オファリング(ICO)の規制を導入すると報じらている。
ブロックチェーン基盤の投資プログラムを手がけるリブラ・プロジェクトのフライキンCEO(本社イギリス)は、「ICOのスペースで世界のリーダーになれる」と指摘。トークンビジネスを手がけるスタートアップにとって最も有望な行き先になるかもしれないと述べた。
また、英国のファンドであるエターナル・キャピタルのボナセトーCEOは、UAEは、政府の金融セクター近代化の努力の結果、「業界の最先端」にいると話した。
専門家たちは、現在の仮想通貨先進国、マルタやジブラルタルと同じような立ち位置を築ける可能性があるとみている。ただ、UAEは独自で開発者と投資家を育てる必要があると指摘した。
最近UAEは、仮想通貨とブロックチェーンの領域で活発に動いている。
13日には、UAEの中央銀行とサウジアラビア通貨庁(SAMA)が、両国の国境を越えた取引で使用可能な仮想通貨を共同で発行する計画であると報じられた。また、先月30日には、第2回の政府年次会合が、ブロックチェーンと人工知能(AI)導入のための構想を決定して締めくくられた。
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— コインテレグラフ⚡仮想通貨ニュース (@JpCointelegraph) 2018年10月31日
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