ツイッターとオンライン決済のストライプは今月22日、「ストライプ・コネクト(Stripe Connect)」向けの仮想通貨支払いサービスの提供を発表した。両社の発表によると、一部の選ばれたツイッターのクリエイターたちは間もなくプラットフォーム上で報酬をステーブルコインのUSDコイン(USDC)で受け取れるようになる。低料金、高速取引、革新的なゼロ知識証明技術、イーサリアム(ETH)との互換性といった特徴で知られるレイヤー2ブロックチェーンであるポリゴン(MATIC)ネットワーク上で支払いが行われる。

ストライプ・コネクトは中央集権型プラットフォームであるため、コンテンツクリエイターとフリーランサーはまずストライプによる顧客確認(KYC)を目的としたオンボーディングを受ける必要がある。その後、アカウント情報の管理、収入のリアルタイム追跡、仮想通貨ウォレットへの次の支払いの確認を行えるようになる。

ツイッターとストライプは年内に同プログラムの対象国を120カ国以上に拡大する計画だとしている。今回の動きについて、ツイッターでクリエイター向けプロダクト担当リーダーを務めるエスター・クローフォード氏は次のようにコメントした。

「クリエイター向けのストライプによる仮想通貨支払いサービスを開始できることを嬉しく思う。これにより、クリエイターにとって支払いの受け取りオプションが増えることになる」