テレグラムは、オープン・ネットワーク(TON)以外のブロックチェーンや仮想通貨のサポートを停止する方針を発表した。これは、テレグラムのメッセンジャーサービス、ミニアプリを含むすべてのサービスに適用される。

テレグラムとTON財団の新たなパートナーシップにより、TONがテレグラムのミニアプリ・エコシステムの独占的なブロックチェーン基盤となることが明らかになった。

1月21日の発表によれば、テレグラムは今後もトンコイン(TON)を唯一の通貨として受け入れ、テレグラムが提供する資産やサービスの交換に使用する。

この新たなパートナーシップは、テレグラムとTON財団の協力関係を基にしている。テレグラムは繰り返しTONをWeb3インフラのための選択肢として支持してきた。

テレグラムとTONの連携強化

TON財団は、テレグラムのTON機能がミニアプリのアップデート、TONを利用した入出金、広告プラットフォームを通じてネットワークの成長に大きく貢献したと述べている。「新しい独占契約は、TONとテレグラムの技術的な結びつきを深めるものだ」と発表に書いている。

パートナーシップの一環として、テレグラムはテレグラム・スターズ、テレグラム・プレミアム、テレグラムアド、そして伝統的なSMS認証の代替となるテレグラム・ゲートウェイなどのサービスの支払いにおいて、TONを唯一のトークンとして受け入れ続ける。

また、TONコインはテレグラムのミニアプリ開発者やチャンネルオーナーが獲得したテレグラム・スターズや広告収入の支払いに使われる唯一の通貨となる。

TON財団の広報担当者は「多くの開発者が以前からTONを選んでいたが、一部は他のネットワークを通じてブロックチェーン機能を追加していた」とコインテレグラフに語る。広報担当者は、スイ、ソラナ、アプトスなどのネットワークでのミニアプリの展開を例に挙げる。

「拡大されたパートナーシップにより、TON コネクトがテレグラムのミニアプリをブロックチェーンウォレットにリンクするための独占プロトコルとなる。したがって、ミニアプリは今後TONでのみブロックチェーン機能を展開できるようになる」

TON財団の新たな会長、マヌエル・ストッツ氏は、テレグラムとの独占的なパートナーシップの役割をロードマップの重要なステップだとし、「TONは2025年に爆発的な成長を遂げる準備が整った」と強調した。

「テレグラムは世界で6番目に多くダウンロードされているアプリであり、言論の自由の灯台であり、グローバルなブロックチェーンコミュニティのデフォルトのメッセージングプラットフォームだ。他のブロックチェーンにはこれに匹敵する配信ベクトルを持つものはいない」

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