ブロックチェーンで野菜のサプライチェーン追跡、産地偽装や農業労働者搾取など防ぐ

 ブロックチェーンに特化したベンチャー企業が、野菜の国際的なサプライチェーンに透明性をもたらそうとしている。

 米大手銀行ウェルズ・ファーゴ元役員のラジャ・ラマチャンドラン氏とナスダック幹部のフィル・ハリス氏は、ブロックチェーン技術を使って農業における生産・流通過程の履歴を記録するシステムを開発中だ。ブロックチェーン技術を利用することで、履歴の改ざんは一切できなくなる。

 ヨーロッパでは最近、トマト農園で大規模な労働者の搾取が明らかになり、大きな議論となっている。今回の試みは、こういった問題を解決しようとするものだ。

 同プロジェクトのマネージャーであるキャロライン・ミラン氏は木曜日、ブルームバーグに次のように語った。

食物の産地偽装が最近特に横行している。『地元産』『オーガニック』『安心農法』といった表示をよく目にするが、このシステムを使えばその表示が正しいか確かめられるようになる。

 ナリッシング・リバティ社の創始者リズ・レイツィグ氏はまた、コインテレグラフに次のように語っている。

農業分野では適正な労働賃金の支払いが大きな課題であり、ブロックチェーンはその一部を改善できる。

 ブロックチェーン技術が食の流通をクリーンにしていくかもしれない。


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