仮想通貨ビットコイン(BTC)のストック・フロー(S2F)モデル提唱者のプランBが、9月14日、まもなくビットコインが歴史的な上昇を始めると述べた。

ストック・フローモデルは通常、流通している資産の量を年間の生産量で割った値でグラフを作成する。

これをビットコインに当てはめた場合のモデル価格は、ビットコインのストック(約1800万BTCの流通量)とフロー(1年65万7000BTC)にサトシ・ナカモトが持っているとされる100万BTCの存在などを考慮に入れて計算する。

プランBは、ストック・フローモデルを使ってビットコイン価格分析を更新。半減期後のモデル価格である白線は10万ドル(約1050万円)を示しており、「そろそろ上昇する時だ」と指摘した。

(出典:PlanB 「ビットコインのストック・フロー(S2F)モデル(9月14日時点」)

プランBは、ビットコインへの追い風材料として、ビリオネアやミリオネヤが金融緩和に対するヘッジとして投資することをあげている。

また、コインテレグラフのマーケットアナリストであるマイケル・ヴァン・デ・ポップ氏も、同じように強気パターンがまもなく表れるのではないかとみている。

同氏は、過去のマーケットサイクルと比較すると、現在のビットコインは2016年相場に似ていると指摘。「緩やかな上昇、長い保合いの期間」は2016年にもみられた傾向であり2020年と2021年にもみられるのではないかとみている。

一方、チャート分析家のピーター・ブラント氏は、コインテレグラフに対して「現状では仮想通貨市場より株式市場の方に大きな機会がある」と発言。70代のブラント氏は、彼の世代は「純資産を米ドルではかる」とし「ホーム通貨がビットコイン」である多くの若者世代とは意識の違いがあることを指摘した。

6番目のビットコイン 強気サイクル

パンテラ・キャピタルのダン・モアヘッドCEOは、現在は史上6番目の強気相場入りしていると指摘。2020年3月16日の底値から2020年8月17日までに2倍以上上昇した6番目の強気相場だが、「過去35年のトレーディング経験から直感的に我々は新たな強気相場に入っていると思う」と同氏は述べた。

(出典:Pantera Capital「ビットコイン価格のサイクル」)

過去の強気相場の継続期間の中央値は194日、上昇率の中央値は30%だ。一方、弱気相場の場合はそれぞれ251日、83%となっている。

翻訳・編集 コインテレグラフ ジャパン