分散型動画配信ネットワークであるシータ・ネットワーク(Theta Network)のネイティブトークンであるTHETAが急騰し、時価総額で10位に入った。その後も急騰を続け、現在はライトコインを抜き9位まで上昇を続けている。

24日のコインゲッコーのデータによると、THETAの時価総額は113億ドルを超え、LINKやライトコインを抜いている。

Source: CoinGecko

THETAは現在大きな成長を見せており、過去7日間で70%の上昇を見せ、最高値を更新している。記事執筆時点では、過去24時間で28%上昇と、仮想通貨市場全体が低迷する中で急騰。現在13.74ドル付近となっている。THETAは2021年に入り、一貫して上昇を続けており、ビットコインの2020年後半の勢いを上回るほどの上昇率を見せている。

THETA 90-day chart. Source: CoinGecko

THETAがトップ10入りしたことで、これまで主要アルトコインだったビットコインキャッシュが10位以内から転落した。

THETAの最近の上昇は、Thetaラボが3月16日に米特許商標庁から分散型ブロックチェーンの動画やデータ配信に関する2つ目の特許を取得したことが好感されたと考えられる。

既報のように、ThetaはGoogleやサムスン、ソニーなどの他にバイナンスやブロックチェーン・ドットコム、gumiなどとコラボレーションし、バリデータプログラムを拡大している。

翻訳・編集 コインテレグラフジャパン