14日のビットコイン(BTC)円は1750万5175円から取引が始まった。相場が連日史上最高値を更新する中、東京時間のこの日の相場も上値を追う展開を繰り広げ、終盤には1800万円に初めて乗せた。ドル建てでは節目の12万ドル(≒1772万円)を突破し、一時は12万3000ドルまで上昇した。一方、海外時間に入ると相場は失速し、1790万円まで押すと、本日発表を控える6月の米消費者物価指数(CPI)を警戒してかポジション調整的な売りが入り、終盤には1760万円まで下落した。ただ、その後は底堅い推移に転じ、終盤には1770万円を回復。終値は1772万1585円となり、最高値圏でこの日の取引を終えた。

ビットコインチャート
第1図:前日のBTC対円(左、1分足)と直近3カ月のBTC対円(右、日足)チャート 出所:bitbank.ccより作成

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著者 長谷川友哉(はせがわゆうや)ビットバンク マーケットアナリスト 英大学院修了後、金融機関出身者からなるベンチャーでFinTech業界と仮想通貨市場のアナリストとして従事。2019年よりビットバンク株式会社にてマーケットアナリスト。国内主要金融メディアへのコメント提供、海外メディアへの寄稿実績多数。