時価総額最大のステーブルコインUSDTの発行体であるテザーは、米国内での運用に特化した米ドル連動型ステーブルコイン「USAT」を正式にローンチした。
テザーは昨年の発表を経て、火曜日にUSATの市場投入を正式に確認した。発行主体はアンカレッジ・デジタル・バンクが務める。
テザーはUSATについて、2025年7月に米国で成立した決済用ステーブルコイン規制であるGENIUS法の下で機能する、「連邦規制対応のドル裏付けステーブルコイン」だと説明している。
昨年9月の発表では、トランプ大統領のデジタル資産諮問委員会を率いていたボー・ハインズ氏が、テザーUSATのCEOに就任すると明らかにされていた。
コインマーケットキャップのデータによると、USATは当初、イーサリアムブロックチェーン上のERC-20トークンとして、1000万ドルの供給量で発行される。
バイビットやクラーケンなどで提供開始
ローンチ時点で、USATはバイビット、クリプト・ドットコム、クラーケン、OKX、ムーンペイなど、複数の仮想通貨取引所およびプラットフォームで利用可能になる見通しだ。
金融サービス企業のキャンター・フィッツジェラルドは、指定準備資産のカストディアン兼優先プライマリーディーラーを務め、USAT準備金の安全な管理と透明性を確保する。
機関投資家ニーズに対応
今回の発表では、世界最大のステーブルコインUSDTを運営してきたテザーの運用成熟度と、「米国で最も要求水準の高い機関」に向けた枠組みへの準拠が強調された。
テザーのパオロ・アルドイノCEOは、「USATは、米国で設計されたドル裏付けトークンという新たな選択肢を機関投資家に提供する」と述べた。
同氏はまた、「USDTは10年以上にわたり、デジタルドルが世界規模で信頼性、透明性、実用性を提供できることを証明してきた。USATは、その使命を米国向けの連邦規制商品として拡張するものだ」と語った。
テザーUSATのCEOであるハインズ氏は、「USATの立ち上げにより、連邦規制の期待に応える設計のデジタルドルが実現した」と述べた。
さらに「安定性、透明性、責任あるガバナンスに注力し、米国がドルのイノベーションで主導的立場を維持できるようにする」と付け加えた。
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