失敗(死亡)した仮想通貨プロジェクトを追跡しているCoinopsyとDeadCoinsによると、今年に死亡したプロジェクトはすでに1000個以上に達することが分かった。テッククランチが伝えた

 死亡したプロジェクトの範囲には、アバンダンウェアから詐欺、ノードがない、低トランザクションなどが含まれる。

 Coinopsyは247プロジェクトが死亡したと指摘。今年1月に閉鎖したビットコネクトもそのうちの一つで、同ウェブサイトには「仮想通貨業界で最も成功したポンジスキーム」と記されている。

 DeadCoinsには830以上の死亡プロジェクトが列挙されている。中には詐欺的なICOでSECに中止させられたチタニウム・ブロックチェーン・インフラストラクチャ・サービシズが含まれる。同プロジェクトは投資家から2100万ドル(約23億2000万円)を調達している。

 2018年に入りこれまでにICOで調達された金額は137億ドル。すでに昨年の2倍に達している。テッククランチによると、詐欺や失敗したプロジェクトによる昨年の調達額は10億ドルだった。