スイスの仮想通貨銀行SEBAは、1億スイスフラン(約113億円)の追加資金調達を実施しようとしている。ファイナンシャル・ニュース・ロンドンが17日に報じた。SEBAは金融機関、ファミリーオフィス、個人などの新規投資家から資金を集めたいと考えている。

SEBAは昨年8月、スイス金融市場調査局から銀行ライセンスを取得。昨年11月に、プロの投資家や企業クライアント向けのサービスを開始した

SEBAは仮想通貨の保管管理、仮想通貨ベースの融資、独自ウォレットを通じてのビットコインやイーサリアムなどの仮想通貨の交換などの業務を行う。

SEBAは昨年12月、新たなに9ヵ国でサービスを展開することを発表。英国やシンガポール、香港などで機関投資家や適格投資家向けのサービスを提供するとしている。

今回の新たな資金調達は、グローバル展開をさらに進めるためのものかもしれない。コインテレグラフはSEBAにコメントを求めているが、現時点では返答は得られていない。

SEBAは18年9月の最初の資金調達で1億スイスフランの資金を集めている。」

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