年初来でビットコイン(BTC)価格は下落しているものの、いくつかの新興国の通貨よりパフォーマンスが良いことが明らかになった。相場が低迷しているとはいえ、一部の国では法定通貨より仮想通貨の価値が安定しているという現実が浮き彫りになった。
米国の拠点を持つ投資顧問ペンション・パートナーズのチャーリー・ビレロ氏によると、今年のビットコインのリターンは46.7%のマイナスが、それでも米ドルに対するベネズエラのボリバル、スーダンのポンド、アルゼンチンのペソを上回った。マイナス44%のトルコのリラに対してはわずかに及ばなかった。
Crypto vs. Fiat Currency returns... pic.twitter.com/3g4q5s8hhs
— Charlie Bilello (@charliebilello) 2018年9月2日
ビレロ氏によると、仮想通貨の中でビットコインよりリターンが高いのは、ヴィチェーンとEOS。最も悪かった仮想通貨は、QTum、ビットコインゴールド、ネムと続いている。
ベネズエラ、アルゼンチン、トルコは通貨危機に直面している。ハイパーインフレに苦しむ南米ベネズエラのマドゥロ大統領は、先月21日に独自の仮想通貨ペトロにペッグした通貨制度を導入し、実質的に96%の通貨切り下げを行った。また、アルゼンチンの中央銀行は、先月30日に緊急利上げで政策金利を60%引き上げたものの、アルゼンチン通貨のペソ安は止まらず対ドルに対して過去最安値を更新。トルコでは米国との関係悪化を背景に、先月10日に通貨リラがドルに対して過去最安値を付けていた。
Cointelegraphは、独立性と透明性のあるジャーナリズムに取り組んでいます。本ニュース記事はCointelegraphの編集方針に従って制作されており、正確かつ迅速な情報提供を目的としています。読者は情報を独自に確認することが推奨されます。編集方針はこちらをご覧ください https://jp.cointelegraph.com/editorial-policy

