ブルームバーグのETFアナリストであるエリック・バルチュナス氏によれば、米国において現物型イーサリアム上場投資信託(ETF)が7月2日までに取引を開始する可能性があるという。

バルチュナス氏は6月15日にXに投稿し、「現物型イーサリアムETFのローンチ日を7月2日に前倒しする」とし、米証券取引委員会(SEC)のスタッフからのコメントが「かなり軽微で、大きな問題はなかった」とのべ、申請者に対して1週間以内に返答を求めたとした。

「来週には効果的と宣言し、(7月4日の)連休前に片付ける可能性が高い。何が起きてもおかしくはないが、現時点での最善の予測だ」と付け加えた。前日にはバルチュナス氏が、イーサリアムETFの申請者がまだSECの企業財務部門からのフィードバックを待っていると主張し、7月4日で予測するかどうかを決めかねていたが、自信に変わったようだ。

5月23日、SECは現物型イーサリアムETFを複数の米国取引所に上場するための8つの19b-4申請を承認したが、必要なS-1登録の承認を得るまでは取引を開始できない。

ゲンスラー委員長の発言

SECのゲイリー・ゲンスラー委員長は、現物型イーサリアムETFが取引を開始する可能性のある時期について、9月末までの3か月以内に実現する可能性があると発言した

しかし、ゲンスラー委員長は1週間前、イーサETFの承認速度は、発行者がSECからのコメントにどれだけ迅速に対応できるかにかかっていると述べていた

一部のトレーダーは、イーサリアムの価格が1月11日のETF承認後に最高値を更新したビットコインのように急騰することを期待しているが、全員が同じ自信を持っているわけではない。

6月3日、ファイアブロックスの金融市場マネージングディレクターであるスティーブン・リチャードソン氏は、イーサリアムETFはビットコインETFのような初日の流入は見られないだろうと主張した。「イーサリアムブロックチェーンの有用性や利用率を効果的に評価する広範なコンセンサスが欠けている」とコインテレグラフに語った。

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