日本セキュリティトークン協会(JSTA)は4日、大手電気通信事業者であるソフトバンクが賛助会員として入会したと発表した

JSTAはセキュリティトークンの技術や制度、ビジネス面の調査や研究を通じて、セキュリティトークンのエコシステム活性化を目指している一般社団法人。正会員にはデロイトトーマツコンサルティングや伊藤忠テクノソリューションズなど10社。また賛助会員には今回のソフトバンクを合わせて30社が参加している。

ソフトバンクはこれまでにも、世界の通信事業者で組織するブロックチェーンコンソーシアム「キャリア・ブロックチェーン・スタディ・グループ(CBSG)」に参加。CBSGでは2020年2月にクロスボーダー決済の試験に成功するなど、積極的に取り組みを進めている。

ソフトバンク自身も2019年には台湾の遠傳電信(ファーイーストン)とモバイル決済のテストを行なっている。