米証券取引委員会(SEC)は、グレースケールが提出した現物ソラナ上場投資信託(ETF)の修正申請を正式に受理した。アナリストによると、これはソラナETFに関して初めての動きだ。
「これは実際にニュースとして重要な出来事だ。SECはこれまでソラナの申請を拒否していたが、今回は受理した」と、ブルームバーグのETFアナリストであるジェームズ・セイファート氏は、2月6日に提出されたグレースケールの19b-4修正申請についてコメントした。
同じくブルームバーグのETFアナリストであるエリック・バルチュナス氏は、「これは注目すべき進展だ。小さな一歩に過ぎないが、新しいリーダーシップによる変化の直接的な結果である可能性がある」と指摘した。
1月にセイファート氏は、ソラナETFの承認には2026年までかかる可能性があると予測していた。これは、バイナンスやコインベースに対するSECの訴訟が影響しているためだ。これらの訴訟では、SOLが未登録証券に該当する可能性が指摘されている。
「SECの執行部門はソラナを証券と見なしており、これが他のSEC部門によるコモディティETFとしての審査を阻んでいる」とセイファート氏は当時指摘していた。
グレースケールのソラナETFの最終審査期限は10月11日頃となっている。
ここ数週間、ETF発行会社は新たなSEC体制の下でどの仮想通貨ETFが承認される可能性があるかを試すように、多数の申請を行っている。
21シェアーズ、ビットワイズ、ヴァンエック、カナリーキャピタルもソラナETFの申請を進めており、Cboe BZX取引所が1月28日に4社に代わって19b-4の再申請を行った。
さらにビットワイズはドージコイン(DOGE)ETFも申請している。
Cboe BZXはまた、カナリーキャピタルl、ウィズダムツリー、21シェアーズ、ビットワイズがXRP ETFを上場するための申請を2月6日に提出した。
次に承認されるのはライトコインETFか
SECは2月6日にグレースケールのライトコイン(LTC)ETFの19b-4申請を受理した。セイファート氏によると、ETFの承認プロセスにおいて、ビットコインとイーサリアムに続いて次に承認される可能性が高いのはライトコインETFであるという。
この理由として、カナリーキャピタルのライトコインETFのS-1申請が既にSECの審査対象となっている点が挙げられる。
金融大手JPモルガンは、ソラナETFが承認された場合、初年度で30億ドルから60億ドルの資金流入が見込まれると推定している。
この予測について、バルチュナス氏は「合理的な予測と言える」と評価した。
予測市場プラットフォームのポリマーケットでは、2025年7月31日までにソラナETFがSECに承認される確率を39%と見積もっている。
7月31日までにソラナETFが承認される可能性 Source: Polymarket
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