スイスに拠点を置く金融機関のSEBAバンクのユーザーは、保有する仮想通貨から利回りを獲得できるようになる。

10月13日の発表によれば、SEBAのユーザーはビットコイン(BTC)やイーサリアム(ETH)のレンディングサービスを使用した獲得プログラムの一環として利回りを得ることができたが、今回ほかの仮想通貨もサポートするという。

「デジタル資産への機関投資家への関心が加速するにつれて、投資家は暗号資産に対する幅広い関心を持っている。特にステーキングやDeFi、集中型の仮想通貨の借入や貸出などのサービスからの利息獲得に関心を持っている」と、SEBAのグイド・ビューラーCEOは述べている。

SEBAは、集中型のレンディングサービスに加えて、ステーキングと分散型金融(DeFi)を通じて利益を得ることができるようにするという。

ユーザーは今回、ポルカドット、テゾス、カルダノから利回りを得ることができるようになる。さらに今後数か月以内にプルーフ・オブ・ステーク(PoS)のプロトコルを追加する予定であるという。

スイスでカストディライセンスを取得したデジタル資産銀行であるSEBAは、2018年の設立以来、仮想通貨関連でサービスを展開している。