SBIホールディングス傘下でベンチャーキャピタルの運用を行うSBIインベストメントが、STO(セキュリテイトークン・オファリング)プラットフォームを手掛ける米セキュリタイズに出資したと発表した。出資額は公表していない。

SBIでは、北尾吉孝CEOがSTOについて積極的に取り組む考えを示している。今年10月にはSBI証券が、野村証券や大和証券、マネックス証券などとともに「日本STO協会」を立ち上げた。同協会は、STOの自主規制案を策定し、自主規制団体としての認定を目指す。

セキュリタイズは今年9月末に、三菱UFJや野村ホールディングス、KDDI、三井不動産などから1400万ドルの資金調達を実施している。またセキュリタイズは、三菱UFJフィナンシャルグループが組織したSTOコンソーシアム「ST研究コンソーシアム」にもメンバーとして参加している

【関連記事:MUFGがセキュリティトークンのコンソーシアムを正式発表、スマコンと独自仮想通貨で即時決済目指す