サウジアラビアのリヤドで開催されたLEAPカンファレンスでは、メタバース開発への取り組みが、中東地域で引き続き大きな注目を集める関心事となっている。

2月7日、カンファレンスでパートナーシップセレモニーが行われ、サンドボックスとサウジアラビア政府との新しい覚書(MOU)が承認された。

サンドボックスの共同創業者兼COOであるセバスチャン・ボルジェ氏のソーシャルメディアへの投稿によると、このMOUは、サウジアラビアのデジタル政府庁(DGA)と、メタバース開発において互いに「調査、アドバイス、サポート」を行うことを目的とするものだ。

サンドボックスは、スヌープドッグ、グッチ、TIME、HSBC、ワーナーミュージックグループなどの著名な企業と提携している。

サウジアラビアで開催されたこのカンファレンスは、中東が新興技術のハブとしての地位を確立しつつある中で開催された。昨年11月には、アラブ首長国連邦のアブダビが、新たに設立された中東・アジア・アフリカブロックチェーン協会の開催地として選ばれている。

昨年7月にKuCoinが行った調査では、サウジアラビアは現地の規制により、デジタル通貨導入の重要な市場であると指摘されている。政府は現在、中央銀行デジタル通貨の可能性も研究している