韓国のサムスングループでIT事業を手掛けるサムスンSDSは、IT技術により生産性向上などを図る同社のソリューションである「デジタルトランスフォーメーションフレームワーク」の重要技術のひとつに、ブロックチェーンが含まれると明かした。同社最高経営責任者(CEO)が5月8日にソウルで明かした


サムスンSDSのホン・ユアン・ジェンCEOは、同社主催のイベント「リアル2019」で基調講演を行った。これに関するプレスリリースで、同社は「デジタルトランスフォーメーションフレームワーク」の狙いは、製造やマーケティング販売、管理システムといった部門のデジタル改革を支援する技術ソリューションを活用することだとし、技術および産業ノウハウにおける中核技術として、人工知能(AI)やモノのインターネット(IoT)技術とともにブロックチェーン技術をあげた。


ホン・ユアン・ジェンCEOは以前にもブロックチェーンはAIと併用することで製造業界の生産性を高める可能性があるとの見方を示していた。


サムスンSDSは昨年6月にブロックチェーンを基盤にした金融プラットフォーム「ネックスファイナンス(Nexfinance)」を発表。今年2月には、ブロックチェーンのトランザクションの処理速度を向上させる技術を開発したと発表している。また今月には、インドのハイテク大手テックマヒンドラ社と提携し、ブロックチェーンのプロジェクトを推し進めていく方針を示している。

翻訳・編集 コインテレグラフ日本版