リップル社のCTO(最高技術責任者)であるデービッド・シュワルツ氏は、リップル社のXRP売却への批判に反論した。

ツイッター上の議論の中でシュワルツ氏は、XRPの売却がリップルの収入源になるようにデザインされているという批判に反論した。

ビットコイン・コアの元開発者であるピーター・トッド氏が「XRPは他のほぼ全てのICOコインと同じく存在する必要はなく、あなたに本当の権利を与えない。騙されやすい人に売ることでリップルが金を儲ける仕組みだ」と述べたことに対して、シュワルツ氏は「誰もリップルにお金をあげて何かしてもらうためにXRPを買っていない」と述べた。

また、「我々はVCから資金援助を受けており、ICOをしていない」と指摘した。XRP売却額も他の資金源に比べて「取るに足らない金額」だ話した。

今年8月頃には、XRPコミュニティーの一部がリップル社によるXRP売却に不満を爆発させた。10万2000人のフォロワーがいるCRYPTO BITLORDは、XRPのフォーク(分岐)を考えているとツイート。リップル社に対して「XRPの投げ売り」をやめるように要求した

リップルは今月、企業価値が100億ドルと評価されたと報じられた

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翻訳・編集 コインテレグラフジャパン