リップルCEO、「xCurrentはSWIFT2.0」と発言 |IMFラガルド専務理事ら参加のパネルで仮想通貨XRPの優位性も解説

リップル社のブラッド・ガーリングハウスCEOが17日にスイス国立銀行主催のカンファレンスに登場し、既存のクロスボーダー(国をまたいだ)送金システムに対するブロックチェーンやXRPの優位性を主張した。ガーリングハウス氏は民間企業からの唯一の参加者見られており、同氏のパネルにはIMF(国際通貨基金)のラガルド専務理事をはじめ多くの金融機関関係者が集まった。

ガーリングハウス氏は、SWIFTを念頭に「遅くて、不透明で(エラー率が高い)、コストが高い」など既存のクロスボーダー送金システムの問題点を指摘。リップルの決済システムをいくつか紹介し、xCurrentは「SWIFT2.0」であり「法定通貨間の送金でより効率的」、仮想通貨XRPの利用が義務になるxRapidは昨年第4四半期の立ち上げ以降、金融機関からの需要が高いと述べた。

xRapidは、送金の際、銀行が円や米ドルでXRPを購入し、そのXRPを送金先の業者が再び法廷通貨に両替する仕組みだ。

またガーリングハウスCEOは、中央銀行発行デジタル通貨(CBDC)に焦点は当てていないが、CBDCが普及する世界でも「互換性(Interoperability)」が重要と指摘。パブリックなブロックチェーンの果たす役割が重要という認識を示した。

ガーリングハウス氏は、今年3月、JPモルガンのJPMコインに関しても互換性の欠如が深刻な問題になると述べていた

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1973年に設立したSWIFTは、提携する金融機関は世界200カ国に1万1000もあるが、送金スピードが遅く、コストが高いことが批判の的となっている。リップルやJPモルガンのJPMコインを使ったクロスボーダー送金が代替手段として注目されている。

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