オランダ大手銀行ラボバンク、仮想通貨ウォレットの開発を中止 「今は時期ではない」

オランダ大手銀行ラボバンクは、仮想通貨ウォレットの開発計画を中止した。テクノロジーニュースのザ・ネクスト・ウェブが5月23日に報じた

ラボバンクは昨年2月発表したフィンテックプログラムの一環として、独自の仮想通貨「ラボビット」向けウォレットを発表。今年3月には独自の仮想通貨ウォレットのサービス提供を検討していると報じられていた。しかしラボバンクは、ネクストウェブに対して、以下のように述べた。

「我々の顧客の心境を十分に考慮した結果、今はこのアイデアの開発を進めて次の段階の改革に移る時期ではないと決めた」

ラボバンクの代表はまた、この開発過程は「我々の顧客や仮想通貨市場やブロックチェーンや仮想通貨アプリケーションの構築方法について価値あるレッスン」になっていると述べたという。今回の開発中止の理由として、不相応な規制条件にも触れた。

「例えば、オランダ金融市場庁(AFM)とオランダ銀行(DNB)は国際水準での仮想通貨の規制を推奨している」

ラボバンクの代表は、「業界内の市場と規制の開発に注視する」とも述べた。 ベンチャー企業の情報データベース「クランチベース」は、ラボバンクは年間収入106億ドル(約1兆1600億円)と予測している。

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翻訳・編集 コインテレグラフ日本版