米ラッパーの50セント ビットコインで億り人は嘘だった 破産手続で判明

 有名ラッパー“50セント”として知られるカーティス・ジェイムズ・ジャクソン3世氏が、アルバムをビットコイン建てで販売して大儲けしたという報道を一転して否定した。米芸能情報サイト「ザ・ブラスト」が2月26日に伝えた

 ザ・ブラストによると、米芸能サイトTMZが1月、50セントが14年にアルバム『アニマル・アンビション』への支払いを700ビットコインで受け取っていたと報道した。TMZの報道を受けて、50セントはインスタグラムとツイッターで報道内容が事実だと認めていたが、現在では投稿は削除されており、TMZの報道は間違っていると破産手続での提出書類で認めていることが明らかになった。

 50セントは、15年にコネチカットの破産裁判所で連邦破産法11条の適用を申請した。彼の自己破産手続きは16年に既に決着がついているが、先週の裁判所への書類提出は、50セントが「ビットコインもビットコイン口座も、今現在所有していないし、これまで所有した事実も無い」ということを明確にするのが目的だった。

 裁判所に提出された書類によると、実際に50セントは『アニマル・アンビション』への支払いとしてビットコインを受け取ったが、すぐに第三者のセントラル・ナーバス社によって米ドルに替えられたという。50セントは、たとえ報道が誤解に基づいたものでも、ビットコインで儲けたという噂は、自分のイメージやブランドにプラスになったとコメントしている。

 そして、彼のパブリックイメージや50セントいうブランドに有利になる限り、報道が事実でも間違っていても否定しないと付け加えた。

 50セントの自己破産は、長年の贅沢や粗末な資産管理とスキャンダルの結果だ。民事訴訟で敵対するラッパーの元彼女に対し700万ドルの支払を命じられた後に、自己破産の申し立てが行われた。50セントの自己破産手続は、最終的に2300万ドルを返済することで決着していた。