ビットコイン先物に上限で15%しか投資しないETF(上場投資信託)をSEC(米証券取引委員会)に対して提案していた米資産マネジメントReality Shares(リアリティー・シェアーズ)が12日、SECの求めに応じてこの提案を撤回したことが明らかになった。
リアリティー・シェアーズは11日、法定通貨と仮想通貨双方に投資できるETFを提案。CBOE(シカゴオプション取引所)とCME(シカゴ先物市場)に上場しているビットコイン先物に対して全資産の15%を投資する他、円やポンド、スイス・フランに紐づけられた債権にも投資する計画を明かした。
ビットコイン100%投資のビットコインETFがSECによって相次いで拒否される中、リアリティー・シェアーズの「不完全」なETFなら認可されるのではないかという期待の声も出ていた。
ビットコインETFは機関投資家をさらに呼び込むきっかけになるとして市場関係者から期待されているものの、SECはまだ一つも承認していない。米国で著名な仮想通貨アナリストブライアン・ケリー氏は「2020年までビットコインETFが承認されることはない」という見通しを示した。
SECはビットコインETFを拒否した理由について、これまでビットコイン先物市場における価格操作の危険性や流動性の欠如、などをあげている。